
▲33パレット型ロールオン・ロールオフ貨物船「JFE碧隆」(出所:あいえす造船)
荷主あいえす造船(愛媛県今治市)はこのほど、8月21日に33パレット型RORO船「JFE碧隆」を引き渡したと発表した。
同船はスチールコイルを積載した重さ100トンのパレットを33台積載できる内航船で、荷役やバラスト操作を自動化している。主要寸法は全長115メートル、幅18メートル、深さ9.25メートルで、載貨重量は3676トン、総トン数は5894、海速力は15ノット、船級はNK。
操船性能ではベクツインラダーやバウスラスターを装備し、タグボートを用いずに接岸・離岸が可能。環境対応ではNOx2次規制に適合する電子制御主機関を採用し、シップリサイクリング条約に基づくインベントリリストを備えるほか、省エネ付加物や高効率プロペラ、摩擦低減塗料を導入した。
さらに、労務軽減策としてA重油専焼とセントラルクーリングシステムを採用している。これにより推進性能と環境性能の両面で改善が図られ、内航輸送における効率化と環境負荷低減に寄与する。
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