
▲浮体式アンモニアクラッキング設備のイメージ図(出所:商船三井)
認証・表彰商船三井は10日、HD Korea Shipbuilding & Offshore Engineering(韓国)、HD Hyundai Heavy Industries(韓国)と共同で開発した浮体式アンモニアクラッキング設備について、ロイド船級協会から設計基本承認(AiP)を取得したと発表した。同設備はアンモニアを熱分解し水素と窒素を生成、洋上から陸上へ直接水素を供給する仕組みを備える。
同設備はKellogg Brown & Root(米国)と設計したアンモニア分解プロセス「H2ACT」を用い、1日当たり1000トンの水素供給が可能。さらにAmogy(米国)と共同で開発した新触媒技術を適用し、効率的な分解を実現した。
水素の需要拡大に伴い、供給体制の整備が課題となっている。船上でアンモニアを分解し水素を陸上に供給する方式は、陸上基地の建設が困難な地域でも安定供給を可能にする。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。