サービス・商品XYZ Robotics(東京都千代田区)は25日、カー用品大手オートバックスセブンが運営する兵庫県三木市の物流施設に、デバンニングロボット「RockyOne」(ロッキーワン)を10月から導入すると発表した。コンテナやトラックからの荷下ろし作業を自動化し、人手不足の解消や作業効率化を図る。

▲荷下ろしロボット「RockyOne」(出所:XYZ Robotics)
RockyOneは、自走式本体とロボットアームを組み合わせた荷役ロボットで、AI(人工知能)による画像認識とモーションプランニング技術を搭載。動作教示が不要で、最適な荷役動作を自動生成する。最大30キロまでの荷物を扱え、箱1-4個を同時に搬送可能。処理能力は1時間あたり400-1200ケースに対応する。積み付け作業にも対応し、独自のアルゴリズムで積み付けプランを自動生成できる。
XYZ Roboticsは2018年に中国・上海で設立されたグローバル企業で、日本法人は22年に発足。中国や米国、欧州、韓国などで事業を展開している。自律移動型ピッキングロボット「MMR」(モバイルマニピュレーションロボット)や、バンニング・デバンニング・パレタイズ関連のロボットシステムを開発し、物流現場の自動化や人手不足対策を支援。効率化とCSRの両立を目指している。
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