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独MAN、長距離輸送充電網整備プロジェクトに参画

2025年10月1日 (水)

荷主マン・トラック&バス(ドイツ)は9月30日、ドイツ国内で初となる大型電動トラック向けのメガワット充電システム(MCS)を用いた連続充電インフラ整備プロジェクト「HoLa」に参画すると発表した。物流企業DuvenbeckとHillertが、マン製バッテリー電動トラックを用いて試験運用を行っている。

▲長距離輸送充電網整備(出所:MANトラック・バス)

新たな充電ポイントはA2高速道路沿いのリッパーラント南サービスエリアに設置され、現地ではマン製eTGXによる実証充電が設置されている。

物流2社はことし9月からベルリン-ルール地方間の新ルートで車両を運用しており、時間厳守の輸送効率化や電動化推進に活用している。MCS技術を搭載した量産モデルは2026年4-6月期にミュンヘン工場で生産を開始する。

HoLaは21年に自動車工業会(VDA)が主導し、産業界・研究機関13団体が参画する共同事業で、ハムやビーレフェルトなど6か所に充電拠点を設ける計画。MCS対応インフラの整備は、長距離電動輸送の運用制限を解消し、サプライチェーンの脱炭素化と効率化に寄与する。

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