荷主本田技研工業(ホンダ)は3日、ブラジルの二輪車・パワープロダクツ製品の生産販売子会社モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダが、マナウス工場に2026-29年の4年間で16億レアル(442億6240万円)を投資すると発表した。拡大する二輪車需要に対応し、生産体制を強化する。
マナウス工場の年間生産能力は140万台。110ccから1100ccまでの19モデルを生産し、ブラジル国内だけでなく米国、豪州、メキシコなど17か国へ輸出しており、累計生産台数は3100万台を超える。今後の投資により、生産設備の導入やレイアウトの変更、生産プロセスや工場内物流の最適化などを進める。26年には生産能力を160万台に拡大し、350人の雇用を創出する見込みだ。
ブラジルの二輪車市場は、個人移動手段としての利用やデリバリー需要の増加を背景に急拡大している。今回の投資により、今後の需要拡大や商品ラインアップ拡充に迅速かつ柔軟に対応できる体制を整える。
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