調査・データX Mile(クロスマイル、東京都新宿区)は6日、全国のビジネスパーソン1000人を対象に実施した「働き方に関する意識調査」の結果を公表した。調査はオフィス職(ホワイトカラー)500人、現場職(ブルーカラー)500人を対象に行われ、AI(人工知能)による仕事の代替可能性と職業選択に対する意識の違いが浮き彫りとなった。
調査結果によると、オフィス職の71%が「条件次第で現場職に転向してもよい」と回答。特に、業務がAIに代替される可能性を高く見積もる層では、現場職への転向に前向きな傾向が強く、AI不安がキャリア選択に影響を与えていることが示された。一方、現場職従事者の過半数は「自分の仕事はAIに代替されない」と考えており、オフィス職との間で仕事観や将来への不安に明確な差がある。
仕事の不満点については、現場職では「体力的にきつい」「職場環境が悪い」など肉体的・環境面の課題が多く挙げられた。対してオフィス職では「精神的ストレス」「人間関係のストレス」などメンタル面が主な課題とされた。また、現場職が感じる仕事の魅力として最も多かったのは「社会や生活を支える重要な仕事」であり、待遇だけでなく社会的意義に価値を見出す傾向が見られた。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。