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商船三井、CTV原油流出想定の緊急訓練実施

2025年10月7日 (火)

環境・CSR商船三井(東京都港区)は7日、グループ会社SeaLoading Holding(ノルウェー)が保有するCargo Transfer Vessel(CTV)での荷役設備事故を想定した緊急対応訓練を、6日に実施したと発表した。

▲FPSOからCTVを介してタンカーへ原油を積み出す際の模式図(出所:商船三井)

訓練では、ブラジル沖でFPSOからの原油積み替え作業中にホースが破断し、最大80立方メートルの原油が海上に流出するという事故を想定。社内外関係者が参加し、緊急時の対応体制や連携手順の確認、海上災害防止に向けた討議が行われた。

CTVは荒天海域でもFPSOとタンカー間での積み出しを可能にする専用船で、現在は世界に2隻のみ存在し、いずれもSeaLoadingが保有する。CTVを介した原油輸送は、従来のシャトルタンカー方式に比べて物流効率を大幅に向上させる。訓練は、グループ全体での安全意識向上と緊急対応ノウハウの蓄積を目的とした取り組みであり、安全運航体制の強化に寄与する。

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