環境・CSR出光興産は4月28日、子会社ケミカルリサイクル・ジャパン(東京都中央区)が千葉事業所に隣接する市原事業所(千葉県市原市)において、油化ケミカルリサイクル設備の商業運転を4月27日に開始したと発表した。同日には同事業所で完成式も行った。
同設備は、家庭や企業から排出される使用済みプラスチックを原料とし、年間2万トンの処理能力を有する。独自の油化ケミカルリサイクル技術により、軽質原油に相当するケミカルリサイクル油を生産する仕組みで、触媒を用いた接触分解システムを採用している。

▲完成式の様子(出所:出光興産)
生産されたケミカルリサイクル油は、同社グループの製油所や石油化学装置で再処理され、マスバランス方式を活用したケミカルリサイクル化学品などへ再資源化される。これにより、従来は焼却や埋め立てが主流であった使用済みプラスチックの資源循環利用が可能となる。
同事業所は2026年3月にISCCプラス認証および千葉県から産業廃棄物処分業許可を取得しており、持続可能性と法令対応の両面で体制を整えた。
今回の設備稼働は、プラスチック廃棄物を資源として再活用するサプライチェーンの構築に寄与するものであり、石油精製と石油化学を組み合わせた一体的な物流・製造プロセスの高度化にもつながる。出光興産は同事業を通じて、資源循環型社会の実現に向けた取り組みを加速する。
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