ロジスティクスホテル向けシステム開発のタップ(東京都江東区)は8日、沖縄ヤマト運輸(沖縄県糸満市)、furasuco(フラスコ、東京都港区)、佐川急便の3社と連携し、観光客の荷物預けやホテルチェックインを一元化する“手ぶら観光”サービスを沖縄県内で共同展開すると発表した。内閣府の「新たな沖縄観光サービス創出支援事業」に2年連続で採択された取り組みで、旅行者の移動効率向上と宿泊事業者の省力化を目指す。
新サービスは、手荷物配送とホテルチェックインを1つのアプリで管理できる仕組み。2024年度から沖縄ヤマト運輸と構築を進めており、25年度は離島エリア(石垣島)にも拡大する。離島で展開中のfurasucoの「RedCaps」や、佐川急便の「SAGAWA手ぶらサービス」、TISの「沖縄MaaS」とも連携し、県全体をカバーする統一プラットフォーム「LuggaFree Okinawa」(ラゲフリー沖縄)を形成する。
実証は10月から26年2月末まで実施予定で、県内ホテルへのロボットやスマートロッカーの導入、共通運用基盤の構築を進める。将来的には、手ぶら観光専用バスの運行による那覇市周辺の渋滞緩和や、空港から宿泊先までの自動配送なども視野に入れている。
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