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印エアバウンド、ドローン物流を医療分野で実証

2025年10月15日 (水)

メディカルインド・ベンガルール発のドローン物流企業エアバウンドは14日、シードラウンドで865万ドル(13億円)を調達し、医療大手ナラヤナ・ヘルス(インド)と実証契約を締結したと発表した。

エアバウンドは、炭素繊維による独自製造技術を採用し、垂直離着陸が可能な「ブレンデッド・ウィング・ボディ」(BWB)機を量産化。自重1キロに対し1.5キロの積載が可能な高効率機を開発した。ティルトローター機に比べて空力性能が高く、配送コストを従来比で最大20分の1に抑えられるという。

今回の資金で同社は「距離をコスト要因にしない物流」を目指し、まず医療分野での信頼性実証に着手する。ナラヤナ・ヘルスとの3か月間の実証では、検体や血液サンプルなどを1日10回運ぶ計画だ。

同社は累計資金調達額を1000万ドル超とし、2026年以降は医療以外の物流分野にも展開する方針。ドローンの高積載比率と低コスト運行を武器に、途上地域を含むグローバルな物流網への応用を狙う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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