ロジスティクス自動運転トラックの開発を手がけるロボトラック(東京都中央区)は15日、国土交通省の「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」に採択されたと発表した。オリックス自動車(港区)を代表企業とするコンソーシアム「L4物流自動運転トレーラー推進協議会」に参画し、セミトレーラー型自動運転トラックの開発を担う。
実証では、新東名高速道路近郊の物流拠点間で自動運転トラックの走行を予定しており、開発成果を基に幹線輸送の自動化を目指す。ロボトラックは独自のAI(人工知能)アルゴリズムを活用し、大型車両向けのレベル4自動運転システムを開発している。創業者のナン・ウー氏は、米国で世界初となるトラックの完全無人運転を成功させた実績を持つ。
同社は2025年度に東京-名古屋間、26年度に東京-大阪間での走行実証を計画。今回の国交省採択を、技術実装に向けた重要なステップと位置づける。ロボトラックは24年に設立され、オリックス自動車とオリックス本体が出資。両社の車両運用ノウハウと顧客基盤を生かし、物流現場の自動化・効率化に向けた共同開発を進めている。
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