調査・データ愛知県は16日、あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」で、ドローンを活用した物流サービスの長期事業化調査を西尾市と佐久島で実施すると発表した。
同プロジェクトは、次世代「空」モビリティーの社会実装を早期化するとともに、自動運転車などの「陸」モビリティーとの同時制御による新しいモビリティー社会「愛知モデル」の構築を目指す官民連携事業。物流分野では、河川流域や本土離島間を航路とした「ローンチモデル」の実現を目指しており、昨年度の実証実験で抽出された課題解決を図る形で調査を行う。
今回の調査では、一色港と佐久島間でドローンによる物資配送を実施。さらに、ドローンと自動配送ロボットが連携したラストワンマイル配送や、自動運転車による島内移動の運用も検証する。企業向け定期配送に加え、個人向けオンデマンド配送も行い、運用効率やサービス安定性、採算性の向上を確認する。また、遠隔運航や輸送・移動管理システムの活用による安全性や省人化も検証対象となる。
期間は10月30日から11月28日までで、飛行ルートは本土側の一色港近傍ポンプ場跡地から離島側の佐久島内2か所に着陸。同県はこの調査により、ドローンと自動運転車が連携するスマートアイランドの実現可能性と、物流・移動の新たなビジネスモデルを検証する方針だ。
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