調査・データEU(欧州連合)統計局は15日、2025年8月の季節調整済み工業生産について公表した。ユーロ圏では前月比1.2%減、EU全体では1%減と、いずれも7月の増加(ユーロ圏0.5%増、EU0.4%増)から減少に転じた。前年同月比では、ユーロ圏・EUともに1.1%の増加となった。
前月比で主要産業別にみると、ユーロ圏で中間財が0.2%減、エネルギーが0.6%減、資本財が2.2%減、耐久消費財が1.6%減となった一方、非耐久消費財は0.1%増加した。EUでは中間財が横ばい、エネルギーが0.7%減、資本財が1.6%減、耐久消費財が1.1%減、非耐久消費財が0.4%減だった。
国別でみると、月間の減少率が高かったのはドイツ(5.2%減)、ギリシャ(4.5%減)、オーストリア(3.1%減)。一方、アイルランド(9.8%増)、ルクセンブルク(4.8%増)、スウェーデン(3.6%増)が増加率上位となった。
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