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積水化学など、外壁設置型太陽電池の新工法開発へ

2025年10月20日 (月)

▲検討中の工法を適用したフィルム型ペロブスカイト太陽電池(出所:積水化学工業)

環境・CSR積水化学工業は20日、積水ソーラーフィルム(大阪市北区)、NTTデータ(東京都江東区)、日軽エンジニアリング(港区)と共同で、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の外壁設置に向けた改良工法の開発を開始したと発表した。期間は2029年3月まで。

新工法では、軽量化と大量生産を両立するため、アルミ押出形材を用いた固定金物を採用する。また、壁面施工時に発生しやすい「しわ・よれ」を調整しやすくし、意匠性も確保する。実証では塩害地域での耐久性、都心部建物での施工性、工場での製造性などを検証する。設置はNTT品川TWINSデータ棟(同)で行う。

都市部では屋上面積や建物荷重制約により太陽光パネルの導入拡大が難しい。フィルム型ペロブスカイト太陽電池は軽量で柔軟性があり外壁や窓面にも設置でき、再生可能エネルギーの地産地消に寄与する技術として期待される。

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