ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フジテックス、廃石膏ボードを固化材に再生

2026年6月8日 (月)

M&Aフジテックス(東京都中野区)は8日、廃石膏ボードと建設発生土の総合リサイクル事業「タナカOECモデル」を展開する田中建設(石川県能美市)と業務提携を締結したと発表した。全国の産業廃棄物処理・リサイクル事業者に向け、廃石膏ボードの再資源化事業の導入支援を進める。

全国で年間119万トン排出される廃石膏ボードは、建て替え需要の増加に伴い40年後には2.9倍に増加すると予測される。一方、最終処分率は28%と高く、処分場の逼迫や処理費用の増加が課題となっている。

提携の中核となる「タナカOECモデル」は、田中建設の特許技術を活用した石膏系固化材製造プラントで、従来は処分費を要した廃石膏ボードを高品質な固化材へ再生する。処理受入収入と製品販売収入を確保できる収益モデルが特徴だ。

物流面では、高温焼成工程を必要とせず全国への分散配置が可能なため、製造・輸送時の二酸化炭素排出量を大幅に削減できる。地域ごとの生産・供給体制を構築することで、有事の際の輸送コストや輸送時間の低減も期待される。能登半島地震の復旧支援では、本モデルを活用して2万立方メートルの建設発生土のリサイクルに取り組んでおり、再生した改良土は築堤盛土として活用される予定。

フジテックスは今後、全国8拠点の営業網と3万社超の顧客基盤を活用し、事業計画策定から設備導入、補助金申請支援までを一括して提供する。また、6月12日からオンラインセミナー「石膏系固化材製造事業が実現する環境保全ビジネスセミナー」のアーカイブ配信を開始し、事業モデルや導入効果を紹介する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。