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日本GLP、福岡IC至近で九州大規模PJが始動

2025年10月23日 (木)

▲「GLP 福岡ICプロジェクト」完成イメージ(出所:日本GLP)

拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は23日、福岡県粕屋町で延床面積9万6000平方メートルの先進的物流施設「GLP福岡IC I」を着工したと発表した。地上4階建てのボックス型施設で、福岡インターチェンジ(IC)から800メートルの至近距離に立地する。2027年7月末の完成を予定し、リピートカスタマーが一棟全体を利用する専用施設として運用する。

同施設は、県内でも希少な免震構造を採用。地震などの災害時にも入居企業の事業継続を可能にする高いBCP性能を備える。開発前からテナント契約を締結しており、立地条件の優位性や日本GLPの提案力、実績が評価された。

今回の開発は「GLP福岡ICプロジェクト」の第1棟にあたり、全3棟で総延床面積15万平方メートルを超える九州最大級の物流拠点となる計画。冷凍・冷蔵を含む多様な物流需要に対応できる設計で、3PLやEC(電子商取引)、卸業などから引き合いが寄せられている。

▲「GLP 福岡ICプロジェクト」周辺図(クリックで拡大、出所:日本GLP)

交通アクセスでは、九州自動車道と福岡高速4号粕屋線が交わる福岡ICに近く、国道201号を経て福岡都市圏へ20分で到達可能。JR長者原駅から1キロと通勤利便性も高く、3棟合計で1100人の雇用創出を見込む。

▲「GLP 福岡 IC プロジェクト」広域図(クリックで拡大、出所:日本GLP)

日本GLPは、粕屋町内の「GLP福岡粕屋」など九州で複数施設を展開中で、熊本県でも開発を進めている。今回のプロジェクトにより、同社の九州地域での延床面積は40万平方メートルに拡大。九州全域の物流ハブとして、地域経済と企業活動の両面を支える拠点となる見通しだ。

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