ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ingo PEACE、ミャンマー内戦地に食料届ける

2025年10月23日 (木)

環境・CSR国際非政府組織(INGO)のingo PEACE.(東京都千代田区)は23日、内戦が続くミャンマーで、特に緊張状態の高まるチン州の州都ハカ市への食料物資輸送ルートを確保し、現地宗教組織と連携して、6万7000食分の主食米5トンを届けたと発表した。

同国北西部の山岳地帯に位置するチン州は、長期にわたる内戦と経済制裁の影響で、主要道路や通信、電力網が遮断され、深刻な食料・医療危機が続いている。特にハカ市では、物資の輸送ルートが封鎖されるなどして、物資不足が慢性化し、主食であるコメの流通が途絶している。国際社会の支援も届かず、孤立状態が数年間続いていた。

しかし、現地のキリスト教会の指揮連携によって、チン州に隣接する都市カレーミョから州都ハカ市までの輸送ルートの確保に成功。空爆が行われるなか、今月21日に主食米を安全に輸送し、200世帯を超える家庭へ食料を配布した。

人道支援物資の搬送ルートが遮断されていた同地域に、支援物資を届けるのはINGOとして初めてとなる。

同団体はこれまでもミャンマーへの人道支援に取り組み、医療物資や衣料品の輸送やチャリティーイベントの開催などを行ってきた。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。