財務・人事ネオリックス(中国)は24日、自動運転配送車(ロボバン)事業の拡大に向け、シリーズDラウンドで6億ドル(960億円)超を調達したと発表した。中国の自動運転業界では過去最大規模の民間資金調達となり、同国全体でも有数の大型投資事例となる。
今回の資金調達は、UAEのストーン・ベンチャーが主導し、Gaocheng Capital、CITIC Capital、CDH、Sparkedge Capital、北京AI基金、中国の大手インターネット企業などが参加した。新たな資金は、自社の自動運転アルゴリズム開発、新商用領域への製品展開、サービス網とユーザー体験の向上、そしてグローバル展開の加速に充てる。
同社は、累計1万台以上のレベル4自動運転ロボバンを納入しており、単月2000台の出荷記録を持つ。中国国内では300都市以上に展開し、青島市だけで1200台超が稼働している。独自開発のAI(人工知能)モデル「Neolix-VA」や地図不要の自動運転システム、スマート配車プラットフォームなどにより、走行距離は5000万キロを突破している。
また2021年には、中国初の自動運転配送ライセンスを取得し、現在は宅配、食品、コールドチェーン、即時配送などへ事業領域を拡大している。
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