調査・データ中国物流購買連合会は27日、2025年第3四半期のコールドチェーン物流市場動向を発表した。政策支援と需要増加を背景に、コールドチェーン物流の運用は安定的に拡大し、市場規模は引き続き拡大基調にある。
同連合会のコールドチェーン専門委員会によると、第3四半期の食品コールドチェーン物流総需要量は1億1730万トンで、前年同期比4.72%増。伸び率は第2四半期を0.16ポイント上回った。類型では3億930万トンと同4.49%増で、上期から増加ペースがわずかに加速した。生鮮EC(電子商取引)の取扱量も15%前後の増加を維持し、特に果物や野菜の伸びが顕著だった。
コールドチェーンサービス企業の総収入は1449億7000万元(3兆円)で、3.92%増。冷庫容量は2億6300万立方メートルに達し、7.35%増となった。新設容量は254万立方メートルで、過剰投資抑制の動きを背景に成長ペースは鈍化している。
一方、冷蔵トラックの販売は2万3251台で41.4%増。そのうち1万24台が新エネルギー車で、前年比2倍以上となった。政策補助や都市部での通行規制緩和が追い風となり、第4四半期には新エネルギー冷蔵車の比率が4割に達する見通しだ。
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