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英Delifresh、サムサラ導入で車両保険コスト6割削減

2025年10月28日 (火)

ロジスティクスデリフレッシュ(英国)は27日、サムサラ(米国)の管理プラットフォーム「Connected Operations Platform」(コネクテッド・オペレーションズ・プラットフォーム)導入から3年間で、車両1台あたりの平均保険請求コストを61%削減したと発表した。リアルタイムデータとAI(人工知能)対応ダッシュカメラを活用し、ドライバー主体の安全文化を構築したことが成果につながったという。

(出所:Delifresh)

急速な事業拡大のなかで安全性と業務効率の両立を目指す同社は、150人のドライバーを対象にサムサラのAIダッシュカムとコーチング機能を導入。これにより疲労や注意散漫といったリスクの可視化を実現し、ドライバーが自ら安全管理を行うよう促すとともに、マネージャーがデータに基づいた迅速な意思決定を行える体制を整えた。

導入効果として、事故保険に関する報告時間が71%短縮されたほか、不要な再配達距離を54%削減。さらに総走行距離が倍増したにもかかわらず、交通事故件数は41%減少した。不注意運転も35%減り、全体の安全性が大幅に向上している。

同社は今後、倉庫業務に加えて食品部門や技術部門、コンプライアンス支援チームにもサムサラの活用を拡大する方針だ。

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