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オーミヤ、現場の負担軽減へ肩サポーター刷新

2025年10月29日 (水)

サービス・商品オーミヤ(大阪府東大阪市)は29日、重量物を担ぐ作業者向けの肩用サポーター「カタストロング3 SP-5110」を発売した。2020年発売の前モデルから5年ぶりの刷新となり、現場の要望を反映して構造を全面的に見直した。

同製品は、プロパンガスボンベや足場材、カメラ機材など、20キロ以上の重量物を肩に担ぐ作業者を主な対象とする。従来から支持されていたサイズ調整機能に加え、今回のリニューアルでは胸囲75-140センチメートルに対応する伸縮ベルトを新たに採用。従来モデルの対応範囲(胸囲80-135センチメートル)よりも広がった。

また、肩部分のクッション厚を従来の7ミリから10ミリに増強。これにより、重量物による骨や筋肉への負担軽減効果が高まるとしている。通気性対策として、クッション部分の表地には蒸れにくいメッシュ素材を用いた。

▲カタストロング3 SP-5110を肩に担ぐ作業者イメージ(出所:オーミヤ)

製品の重量は216グラムで、素材はポリエステルとナイロン。カラーはブラック。価格はオープン設定だが、参考販売価格は税込4040円。

カタストロングシリーズは、1日に最大2トンの金属材料を運搬する作業現場で開発された背景を持ち、21年には実用新案も取得済み。衣服の上から装着できる構造や極厚クッションなど、物流・建設・工場現場での運搬作業に特化した設計が特徴だ。

同社のワーキングサプライブランド「Plusone」は、物流業界を含む現場作業者の負担軽減を目的に製品展開している。現場に入り実態を把握しながら商品開発を行う手法は、採用難・離職率の高止まりが続く現場において、作業環境改善の一助となる可能性がある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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