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飯野海運が通期上方修正、LPG船など改善で

2025年10月31日 (金)

財務・人事飯野海運は31日、2026年3月期の通期連結業績予想を修正した。売上高を前回予想から40億円減の1260億円、営業利益を16億円増の118億、経常利益を20億円増の125億円、最終利益を11億円増の126億円とする。

上期の業績が予想を上回ったことに加え、為替の円安傾向と大型LPG(液化石油ガス)船やドライバルク船の収益改善を見込むため。LPG船は米国の関税政策に伴う荷動き増で市況が上昇し、ドライバルク船も南米からの穀物輸送増で夏場以降に回復したことが寄与した。

同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比17.4%減の611億1700万円、経常利益が同26.4%減の65億8400万円、最終利益が22.4%減の74億7500万円と減収減益だった。

外航海運はケミカルタンカー市況の軟化で減益となったものの、LPG船とドライバルク船の堅調な稼働が下支えした。内航・近海海運は修繕工事の影響で減収減益となったが、アジア域のガス輸送需要は底堅く、既存契約による安定収益を維持した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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