財務・人事栗林商船が7日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比1.3%増の269億6100万円、経常利益が同12.8%増の18億1600万円、最終利益は84.4%増の18億700万円と増収増益だった。
主力の海運事業では、北海道定期航路で紙製品や原料輸送が増加し、トレーラーの効率運用により一般雑貨や商品車両も堅調に推移。近海航路は傭船市況の低迷を受けて採算重視の運航を行い、減収ながら増益を確保した。この結果、海運事業全体の売上高は1.1%増の249億5400万円、営業利益は13.6%増の13億4100万円となった。
一方、ホテル事業は外国人客が減少したものの、国内宿泊需要の回復で売上高は3.9%増の12億5700万円。ただし、人件費や原材料費の上昇が響き、営業利益は79.8%減の2200万円にとどまった。不動産事業は安定的に推移し、営業利益は1億2000万円だった。
通期業績は売上高が前期比1.3%増の537億4700万円、経常利益が同4.6%減の31億5100万円、最終利益が88.3%増の37億9200万円を見込む。
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