サービス・商品IFSジャパン(東京都千代田区)は13日、同社とBoston Dynamics(ボストン・ダイナミクス、米国)が現場オペレーション管理を最適化する協業を開始したと発表した。両社は同日、ニューヨークで開催されたイベント「Industrial X Unleashed」で共同ソリューションを初披露した。
同社は、Boston Dynamicsの自律型検査ロボット「Spot」と、同社の産業用AI(人工知能)基盤「IFS.ai」を連携させ、現場でのセンシングから予測的意思決定、アクション実行までを一体化するエージェンティックAIシステムを構築した。
Spotはサーマルカメラによる過熱検知、音によるガス漏れ検知、アナログゲージ確認、表示灯監視、こぼれ物検出、電圧異常検出などを行い、取得データをIFS.aiに直接送信。AIが分析し、適切な処置を自動的に指示する。
対象産業は製造、エネルギー、公益事業、鉱業など現場業務の比重が高い分野で、世界の労働人口の70%を占める現場作業者向けの高度化を目指す。両社は安全性、効率性、稼働率の3指標で改善を図る。また、危険環境への立ち入り削減、意思決定速度の向上、故障予兆に基づく保全強化が期待される。
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