イベント核融合や水素、蓄電、太陽光、スマートグリッドなど、次世代のエネルギーに関わる技術を紹介する専門展示会「第13回 スマートエネルギー WEEK【関西】」が、今月19日から21日までインテックス大阪(大阪市住吉区)で開催される。
ことし6月に改訂された政府の「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略(核融合戦略)」では、2030年代に核融合による電力生成の実証を目指す方針が明記され、官民連携や国際協調の加速が打ち出された。さらに今年、高市早苗政権が発表した成長戦略17分野の中でも「フュージョンエネルギー」や「資源・エネルギー安全保障・GX」が重要分野として位置づけられ、水素社会の実現とともに、GX(グリーントランスフォーメーション)を通じた脱炭素の加速が、国家戦略の中核として注目されている。
展示会では、こうした国策と直結する核融合や水素、蓄電、太陽光、スマートグリッドの最新技術を展示する。会場では200社が出展する見込みで、自社製品や最新の研究、開発成果などを展示する。
世界初の核融合による実用発電に向け開発・実装を進めるスタートアップ、Helical Fusion(ヘリカルフュージョン、東京都中央区)が同社の進める「ヘリックス計画」を紹介するほか、商船三井テクノトレード(千代田区)が、国内初の水素とバイオディーゼル燃料を活用した水素燃料電池船「HANARIA」に関する展示などを行う。このほか、電源メーカーのニプロン(兵庫県尼崎市)が太陽光発電と蓄電池を組み合わせたEV充電器システムを展示。同システムは、駐車場でも再エネの導入が可能で、EV急速充電にも対応。停電時は非常用電源としても活用できる。
太陽光発電の部材メーカー、GBP(東京都千代田区)が開発した折り畳み式の「移動式太陽光発電所」なども紹介される。
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