国際ダイムラートラック(ドイツ)は14日、スウェーデンのマルメに拠点を置くWLXウィーリンク・エクスプレスが、メルセデス・ベンツ製バッテリー式電気トラック「eActros 600」を導入し、長距離輸送の実用性を実証したと発表した。同社はスウェーデン初の事例として、eActros 600を牽引ユニットトラックとして運用している。

▲長距離輸送の実用性を実証したeActros 600(出所:ダイムラートラック)
eActros 600は長距離輸送向けに設計された電気トラックで、WLXウィーリンク・エクスプレスは DHL(ドイツ)向けの輸送サービスに活用している。複数のドライバーが交代で運転する1000キロ以上のルートで、トラックとトレーラーの連結車両として使用されている。車両は全長25.25メートル、7軸、総重量36トンで、マルメ、ヨンショーピング、エマボダ間の2ルートを、週5日・1日18時間運行している。航続距離は、1日のルートの半分以上を連結トレーラーで走行している場合でも500キロメートルを確保している。
WLXウィーリンク・エクスプレスは、休憩時間を車両充電に充てることで業務効率を最大化している。将来的にはeActros 600を夜勤でヨーテボリへの往復ルートにも使用する予定。
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