国際ダイムラートラック(ドイツ)は20日、メルセデス・ベンツブランドの電動長距離トラック「eActros 600」について、メガワット充電システム(MCS)規格の実地試験を開始したと発表した。
試験では、MCSに対応した2台のeActros 600を使用し、ドイツからスウェーデンまでの2400キロを走行。走行ルート上の公共および民間のMCSステーションで充電を行い、冬季の実動条件下における充電性能や車両の互換性、熱管理の適性などを検証する。

(出所:ダイムラートラック)
eActros 600は、207キロワット時のバッテリーパックを3基搭載し、総容量は621キロワット時。リチウム鉄リン酸(LFP)電池を採用し、長寿命かつ高利用効率を実現している。車両は最大総重量44トンに対応し、通常のセミトレーラーとの組み合わせで22トンの積載が可能。最大航続距離は500キロで、法定休憩中の中間充電を活用すれば1日1000キロ以上の走行も可能とされる。
MCS充電は最大1000キロワットの出力に対応し、20%から80%までの充電を30分で完了できるとされる。これは長距離輸送における車両稼働率の向上に寄与し、バッテリー電動トラック導入の経済性と柔軟性を高める取り組みとなる。今後、欧州域内の充電インフラ整備が普及の鍵を握る。
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