調査・データレポートオーシャン(東京都中央区)は18日、日本のスマート倉庫市場が2033年までに78億2000万ドルに達するとの市場予測を発表した。24年の市場規模は18億7000万ドルで、25年から33年にかけて年平均成長率(CAGR)11.35%で推移すると見込む。
スマート倉庫では、AI(人工知能)搭載ロボットやIoT(モノのインターネット)センサー、クラウド型管理プラットフォーム、自律走行型搬送車両の導入が進んでおり、従来の手作業からの脱却が加速している。労働力不足や高齢化に対応するため、自動化・デジタル化を支援する協働ロボットや音声指示ピッキング、ウェアラブル端末などの導入が進んでいる。
同社は、小売・製造・電子商取引分野でのスマート倉庫需要が今後も拡大するとし、東京・大阪・名古屋などの都市部では即日配送対応の鍵として、スマート倉庫の整備が進むと指摘。政府のデジタルトランスフォーメーション推進政策も背景に、今後の自律型・持続可能な物流拠点整備に寄与する技術として注目が集まっている。
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