ピックアップテーマ
調査・データReport Ocean（レポートオーシャン、東京都中央区）は25日、日本のコンテナーボード市場が2033年までに100億ドル（1兆5000億円）規模へ拡大するとの調査結果を公表した。
調査によると、市場規模は24年に58億9000万ドルで、25-33年の年平均成長率（CAGR）は6.16％と見込む。
コンテナーボードは古段ボール（OCC）や混合紙などの再生繊維とバージン木材パルプを組み合わせて製造される板紙で、耐久性と保護性から包装用途に広く利用されている。電子商取引の拡大が需要を押し上げ、軽量かつ取り扱いしやすい段ボール箱の利用が増加している。
また、木材パルプや再生紙の価格は、国際的な供給網の混乱や規制の影響を受けやすく、製造コストを不安定にすると指摘。高品質なリサイクル繊維の需要増により競争が激しくなり、価格圧力が強まる可能性も示した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊（平日7時）・夕刊（16時）のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
