東海カーボン、米子会社再編で事業効率化

M&A東海カーボンは25日、米国子会社の再編と商号変更を実施すると発表した。いずれも2026年1月1日付。

同社は米国で、ファインカーボン事業を展開する完全子会社として、1996年設立のトーカイカーボン・U.S.A.（TCU）、24年に買収したKBR、MWIの3社を保有。今回、同じ事業を営む3社を統合することで、事業の効率化と競争力の強化を図るとともに、統合会社を米国持ち株会社であるトーカイカーボン・USホールディングス（TCUSH）の完全子会社とすることでガバナンスの強化を目指す。

具体的には、TCUを存続会社、KBRとMWIを消滅会社として吸収合併を実施し、同日付でTCUの商号を「Tokai Carbon GS」（トーカイカーボンGS）に変更する。また、同社が保有するTCUの株式は現物出資によりTCUSHに移管される予定。

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