調査・データディーエムエス(DMS、東京都千代田区)は26日、ポストイン広告の配達先確認や配達状況を一元管理できる「ポストイン広告配達管理アプリケーション」のプロトタイプを開発し、実証実験を開始すると発表した。
アプリはゼンリンデータコム(港区)が提供する地図APIと連携し、事前に広告情報を紐付ける仕組みだ。配達員は宛名とともに印字された2次元コードを読み取り、スマートフォン上の地図に配達先をマーキングできる。

(出所:ディーエムエス)
これにより視覚的な把握が可能となり、経験が少ない配達員でも効率的に投函が行える。また、管理用2次元コード発行、配達状況のステータス管理、投函記録の実績集計機能も搭載する予定だ。
今後はプロトタイプの開発を進め、2026年3月頃に複数の配送事業者で実証を実施する。その後、検証結果を踏まえ本開発に移行し、26年10月頃の販売開始を予定する。
ラストワンマイルの配達では計画作成や広告管理に労力がかかることが課題となっており、同社はアプリの普及によって効率化と品質向上が進むとみている。
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