拠点・施設関通は26日、日本GLP(東京都中央区)が開発した大規模物流施設「GLP ALFALINK尼崎South」に新拠点「関通ALFALINK尼崎センター」を開設したと発表した。同社にとって尼崎エリア8拠点目で、ドミナント戦略の中核拠点として位置づける。関西最大級の物流プラットフォームへの入居により、同エリアの総保管面積は5万7600坪(約19万平方メートル)まで拡大した。

▲「関通ALFALINK尼崎センター」(出所:関通)
新センターは阪神高速・神戸線の各インターチェンジ至近にあり、大阪・神戸の都心部まで20分圏内という都市近接性が強みだ。交通渋滞の影響を受けにくく、短時間配送や即日対応ニーズへの対応力を高める。また、半径3キロ圏内に自社倉庫が8拠点集積することで、倉庫間連携を迅速に行える体制を構築し、出荷増にも柔軟に対応できる。
ALFALINK尼崎Southは地上6階建ての免震構造を採用し、ラウンジや喫煙室など共用部を備える。関通は同施設の一部区画を賃借し、多業種向けフルフィルメントやEC(電子商取引)物流業務を展開する。さらに、GLPが提供する「GLPコンシェルジュ」サービスと連携し、人材確保や資材調達など入居企業間の協働強化を図る。
関通は今後、新拠点のキャパシティーを生かし新規顧客の獲得を推進する方針。現在、物流委託や倉庫賃借を検討する企業向けに内覧会を実施し、現地案内と個別相談を受け付けている。同社は東西20拠点超のネットワークを背景に、物流アウトソーシングとITソリューションを組み合わせたサービス提供力の強化を進める。
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