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DHL、ハリケーン被災のジャマイカでDRT稼働

2025年11月26日 (水)

ロジスティクスDHL(ドイツ)は25日、ハリケーン・メリッサの被害を受けたジャマイカで、緊急支援活動を行う災害対応チーム(DRT)を稼働したと発表した。DRTは10月31日からキングストンで活動し、国連世界食糧計画(WFP)や国際移住機関(IOM)などと連携し支援物資の物流を担っている。

(出所:DHL)

同社によると、DRTはこれまでに220トンの支援物資を取り扱い、キングストン空港や港湾から到着する貨物の荷下ろし、倉庫作業、在庫管理、シェルターキットの組み立てなどを実施した。キングストンのDHLエクスプレス倉庫は延床929平方メートルで、現在は70%稼働の状態で無償提供され、島内物流の中核拠点となっている。また、マイアミとバルバドスから計6便の航空便を運航し、緊急物資を輸送した。

ジャマイカ国内のDHL社員は全員の安否が確認されており、一部で住宅被害が発生したが、社内支援が開始された。モンテゴベイのゲートウェイ施設は大きな損傷を受け、最大1か月停止する見通しで、荷物はキングストン経由に切り替えている。

DRTは国連との協働で20年前に創設されたプログラムであり、世界で1000人以上の訓練済み社員が災害発生から72時間以内に派遣可能とされる。米州地域では400人超の要員を擁しており、今回の対応もその枠組みを活用した。

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