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ニフコがサステナERP「booost」を導入

2025年11月27日 (木)

サービス・商品Booost(ブースト、東京都品川区)は27日、同社が提供するサステナビリティERP「booost Sustainability」が、ニフコ(神奈川県横須賀市)に導入されたと発表した。導入にあたり、BIPROGY(ビプロジー)とBooostは共同で支援し、ニフコのSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)推進に寄与する。

自動車業界では米国関税の影響やサステナビリティへの関心の高まりを背景に、製品ライフサイクル全体での排出量可視化やトレーサビリティーが求められており、特に欧州で導入が進む「欧州電池規則」では製品単位でのCFP(カーボンフットプリント)の開示が義務化される。このため、実務で活用可能なデータ基盤の整備が必須となっている。

同システムは、非財務データの収集・分析・開示を一元的に支援し、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)やCSRD(企業サステナビリティ報告指令)など国際的な開示基準に対応可能。自動車業界向けベストプラクティス「booost Automotive」(ブースト・オートモーティブ)も展開し、製品単位でのCFP算定やサプライチェーン全体でのデータ透明性強化を支援する。

ニフコでは樹脂製自動車部品のグローバルメーカーとして、環境負荷低減や国際基準に沿った情報開示が課題となっている。同システムを導入することでGHG(温室効果ガス)排出量やエネルギーデータをグローバル拠点で一元管理し、投資家などステークホルダーへの透明性の高い開示体制を構築する。

導入にあたっては、BIPROGYが運用体制の構築から教育、将来的な拡張まで包括的に支援し、6か月という短期間での導入・運用開始を可能とした。

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