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EmplifAI、協働ロボットのフィジカルAI化に着手

2025年12月1日 (月)

サービス・商品EmplifAI(エンプリファイ、東京都千代田区)は11月30日、ドボット(中国)製の協働ロボットアーム「MG400」を活用し、オープンソースロボティクス基盤「LeRobot」と連携した自律タスクデモの開発に着手したと発表した。

(出所:EmplifAI)

開発では、人間の操作データをロボットに学習させる「模倣学習」や「強化学習」を組み合わせ、MG400が現場の作業者のように判断・動作できるフィジカルAI(人工知能)の実装を目指す。収集した操作データ(軌跡・関節角度・カメラ画像など)はLeRobot互換形式に変換され、物体の把持や整列などのタスクを学習し、自律的に実行できるよう設計される。学習済みのポリシーはMG400の実機にデプロイし、動作検証・チューニングまでを一貫して行う。

プロジェクトは、ドボット製品の正規代理店であるアフレル(福井市)からMG400の貸与を受けて進めており、開発成果は今後、実機デモや展示会などでの公開も検討されている。

EmplifAIは、どのロボットメーカーにも対応可能な共通の開発基盤を構築することで、現場目線のフィジカルAI活用を促進。今回の取り組みはその第一歩であり、将来的には他社製ロボットやヒューマノイドへの展開も視野に入れている。ロボティクス×AIによる業務効率化と人材不足の解消に寄与する動きとして注目される。

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