
(出所:鈴与)
ロジスティクス静岡県清水港で港湾物流を担う8社が、水素燃料電池車(FCV)を各1台ずつ計8台導入した。ENEOSが同港の清水製油所跡地に開設した「静岡清水水素ステーション」の稼働を受け、水素モビリティーの活用を港湾エリアで本格化させる狙いだ。導入したのは天野回漕店(静岡市清水区)、アオキトランス(同)、清和海運(駿河区)、清水埠頭(同)、鈴与(静岡市清水区)、鈴与グループの3社(清水運送、清水倉庫、清水ユナイテッドエージェンシー)の計8社で、トヨタの「クラウンZ」と「MIRAI」を社用車として使用する。
清水港は国土交通省が推進するカーボンニュートラルポート(CNP)形成計画の重点港湾に位置づけられ、地域の脱炭素化が求められている。今回の共同導入は、水素ステーションを核に水素エネルギーの利活用を広げる取り組みで、港湾域のゼロエミッション化に向けた第一歩とされる。
今後は実運用のデータを検証しながら、対象車両の拡大も検討する。港湾物流各社は、水素車導入を通じて環境負荷低減とエネルギーインフラとの連携強化を進め、次世代型物流モデルの構築を目指す考えだ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















