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サービス・商品ZAICO（ザイコ、山形県米沢市）は2日、クラウド在庫管理システム「zaico」において、発注業務を効率化する新サービス「zaico発注管理」の提供を開始したと発表した。
このサービスは、2025年10月にリリースされた「zaico受注管理」に続くもので、同社が推進するZSCM（zaicoサプライチェーンマネジメント）構想の第2ステップに位置づけられる。受注・発注・在庫管理を一体で行える基盤づくりを目指し、発注と在庫のデータ連携を強化した。
主な機能は、仕入れ先・商品・数量などの発注情報の一元管理、zaico上での入庫処理と連動したステータス自動更新、Excel（エクセル）テンプレートによる発注書の自動作成など。これにより、記入ミスや履歴確認の手間を削減し、業務の正確性と生産性の向上が期待される。
zaicoはすでに18万社以上に導入され、クラウド上での在庫確認やアラート通知、コードスキャンによる省人化を実現してきた。今回の新サービスにより、現場で属人化しがちな発注判断の精度向上や、発注プロセスの可視化も可能となる。
同社は今後、ZSCM構想のさらなる進展に向けて、受発注データのリアルタイム連携、AI（人工知能）による在庫最適化などの機能強化を進める方針。
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