
▲物流専用ドローン「「AirTruck」」に荷物をセットするグリーンサービスのスタッフ(出所:セイノーホールディングスなど)
ロジスティクス愛知県と新城市、セイノーホールディングス(HD)、NEXT DELIVERY(ネクストデリバリー、山梨県小菅村)、グリーンサービス(名古屋市北区)、プロドローン(名古屋市天白区)、JA愛知東は2日、新城市作手地域で物流ドローンを活用した「新スマート物流」の長期事業化調査を開始したと発表した。山間地域の配送効率化と次世代モビリティーの社会実装を目指す「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」の一環で、11月28日には実証の様子を報道向けに公開した。
実証では、複数荷主の荷物を集約し、陸送とドローン配送を組み合わせた効率的な配送モデルの検証を行う。Aコープ作手店の駐車場に荷物の集積拠点「ドローンデポ」を設置し、同店のEC(電子商取引)注文品を含む荷物を混載。遠隔運航はNEXT DELIVERYが山梨県小菅村から行い、現地オペレーションをグリーンサービスが担う。使用機体はプロドローンとエアロネクスト(東京都渋谷区)が共同開発した「PD4B-M-AN」と、量産型物流専用機「AirTruck」(エアートラック)の2機。
公開日の飛行では、Aコープ作手店から約5.6キロ離れた地点まで13分で配送。自動車で25分を要する区間を大幅に短縮し、住民からは「災害時の孤立対策として役立つ」との声も上がった。
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