拠点・施設ダイキン工業は11月27日、サウジアラビアのジェッダ近郊で空調機器の新工場を建設すると発表した。
同国および中東地域向けに大型業務用空調機器「チラー」の生産を強化する。中東地域で都市開発やデータセンター建設が増加するなか、拡大するアプライド市場に対応するための設備投資となる。

▲26日の起工式の様子(出所:ダイキン工業)
新工場は、2022年にリヤド近郊に設立した工場に続く2か所目の生産拠点となる。ダイキン独自の生産方式「PDS」を全面採用し、リーン生産方式や品質管理、継続的なカイゼンを組み合わせた高効率生産を行う。さらに、製品性能を評価する試験ラボや顧客立会試験用設備を備え、品質や省エネ性を検証する体制を整える。
同社は14年のUAE工場、22年のリヤド工場に続き、新拠点で大容量空冷チラーから生産を開始し、市場ニーズに応じてラインアップを拡大する予定としている。市場に近い場所で生産・販売する「市場最寄化戦略」の一環で、中東地域での浸透と持続的な成長をめざす。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















