ロジスティクス西日本高速道路(NEXCO西日本)は3日、今冬の高速道路における安全・安心確保に向けた雪氷対策方針を公表した。凍結防止剤散布や除雪作業の強化、気象予測に基づく予防的な通行止めなどを実施する。
大雪が予測される場合は、現地状況を踏まえて関係機関と連携し、並行国道との同時通行止めを行うなど、立ち往生発生前の早期判断を徹底。管理基準を超える降雪が予測される段階から、ホームページで対象地域や路線を周知し、気象庁の「大雪に関する緊急発表」発令時には外出自粛を含む注意喚起を強める。
情報提供面では、交通情報サービス「アイハイウェイ」のアプリに新たにプッシュ通知機能を導入。通行止めの可能性などをスマートフォンに直接通知できるようにし、公式サイトやX(旧Twitter)による地域別アカウントでも最新情報を発信する。また高速道路影響情報サイトを通じて3会社の重要情報を一元的に確認できる。
さらにテレビ・ラジオCMによる冬期安全走行啓発も実施し、冬用タイヤ装着やチェーン携行を促す。特に過去の立ち往生事例を踏まえ、大型車にはチェーン携行を改めて求めている。
同社は、輸送事業者に対しても気象予測に基づく広域う回や運行計画の見直しを依頼。雪氷対策車両との安全距離確保や急操作の回避など、走行時の注意を呼びかけながら、「さらなる取り組みの強化により、安全・安心の確保に努める」としている。
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