荷主日揮ホールディングス(HD)は8日、日揮グローバル(横浜市西区)が米国フルア・コーポレーションと共同で遂行するカナダLNG Canada社向けLNG Canadaプロジェクトにおいて、全工事エリアの引き渡しを12月1日に完了し、第1フェーズが終了したと発表した。
同プロジェクトはカナダ西海岸に位置し、年産最大1400万トンのLNG(液化天然ガス)生産能力を有する。天然ガスの受入・処理・液化設備、LNG貯蔵タンク、海上出荷設備を備え、環境性能や地域社会との協働に配慮して設計されている。操業期間は40年を予定する。

▲LNG Canadaプロジェクト全景(出所:日揮ホールディングス)
日揮グローバルとフルアは、モジュール工法を用いて主要モジュール製作と現場工事を並行して進め、全体スケジュールの効率化を図った。建設期間中は安全確保と環境保護、地域社会や先住民コミュニティーとの協働を重視した。
両社は第1フェーズに続き、第2期拡張計画のFEEDアップデート業務も進めている。また日揮グローバルはアラブ首長国連邦向けルワイスLNG新設計画、モザンビーク向けロブマLNG計画、マレーシア向けニアショアFLNG、インドネシアTangguh UCCなど複数の案件を遂行中だ。
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