
▲(左から)アモジーCEO and Co-FounderのSeonghoon Woo氏、日揮HD専務執行役員TCOの秋鹿正敬氏(出所:日揮ホールディングス)
荷主日揮ホールディングス(HD)は、米国スタートアップのアモジーと大規模アンモニア分解による水素製造技術に関する基本合意書を締結した。アモジーの低ルテニウム含有触媒を活用し、水素製造コストの低減を目指す。
日揮HDは2023年からクボタ、大陽日酸株式会社と共同で、NEDO事業の一環として年産10万トン規模の水素製造技術開発を進めている。
同社はこのプロジェクトで全体プロセス設計や分解炉の開発を担当。
アモジーの触媒技術は少量のルテニウムで低温でのアンモニア分解を可能にし、システム効率化に貢献する見込み。両社の関係構築は、日揮HDが2024年に出資した英国ベンチャーキャピタル「AP Ventures Fund Ⅲ」を通じて実現した。
日揮HDは2025年度内に実証プラントの基本設計を実施し、アモジーの触媒を導入する計画。
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