荷主三菱重工エンジン&ターボチャージャ(相模原市中央区)は8日、米国インディアナ州のフランクリン工場が開設10周年を迎えたと発表した。工場では自動車用ターボチャージャを累計650万台生産しており、2030年までに1000万台到達を見込む。
記念式典は11月7日に開催され、地元フランクリン市のバーネット市長が出席し、同社の技術力や地域貢献に対する賛辞を述べた。工場では自動化組み立てラインと高度なトレーサビリティーシステムを導入し、品質管理体制を強化している。

▲記念式典の様子(出所:三菱重工エンジン&ターボチャージャ)
敷地内では「5S」の徹底に加え、主要顧客の工場に近接する立地を生かし、短納期での対応を可能にしている。これにより、ゼネラル・モーターズからは「年間最優秀サプライヤー賞」を3度受賞し、北米Hondaからも複数回表彰を受けた。
また、近年はUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)への適合が求められるなか、同工場はLVC(労働価値割合)やRVC(域内原産割合)の要件を満たすサプライチェーンの構築を進めており、地域生産比率の向上にも対応している。
北米でのガソリンターボエンジン需要が継続するなか、同社は高品質かつ迅速な製品供給を通じて現地事業の拡大を目指す。
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