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テラダイン、ミシガン州ウィクソムに新拠点

2025年12月10日 (水)

拠点・施設テラダイン・ロボティクス(米国)は9日、2026年にミシガン州デトロイト都市圏のウィクソムに新たな米国事業拠点を開設すると発表した。新拠点は、北米、南北アメリカ地域の製造業向けに先進的ロボット技術を提供する戦略的拠点となる。

(出所:テラダイン・ロボティクス)

新施設では、ユニバーサルロボット(UR、デンマーク)製の産業用協働ロボット(コボット)の製造を開始し、将来的にはMiR(同)製のAMR(自律走行搬送ロボット)も導入予定。地域顧客向けのトレーニングセンター、サービスハブ、ビジターエクスペリエンスセンターとしての機能も備える。

調査によると、北米の製造業者の73%が生産性向上を目的に自動化を導入しており、協働ロボット導入企業の87%が既に2桁の生産性向上を実現している。また、83%の従業員がロボット導入に前向きな感情を抱いているという。

同社は、既存労働力を補完し職場環境の改善につながるロボットを製造しており、AI(人工知能)対応のロボティクス・プラットフォームにより柔軟で俊敏な生産性向上を支援する。北米ではすでに大規模な顧客基盤を持ち、ミシガン州ノバイに地域オフィスを構えている。

新拠点の開設により、デトロイト地域では200人以上の雇用が創出され、先進的な製造業を支えるロボット技術ハブとしての役割が期待される。

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