ロジスティクス東京都港湾局と東京港埠頭(東京都江東区)、関東地方整備局などは15日、東京港で進めてきたコンテナ搬出入予約制「CONPAS」(コンパス)の常時運用を拡大すると発表した。2026年1月15日から、大井3・4号ターミナルでも本格運用を開始する。
CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消や、トレーラーのターミナル滞在時間短縮を目的とした予約・受付管理システム。横浜港では21年に常時運用が始まり、東京港では22年度から試験運用を重ねてきた。2025年8月には、大井1・2号ターミナルで常時運用に移行している。
新たに対象となる大井3・4号ターミナルは、商船三井が借受者、宇徳(横浜市中区)がオペレーターを務める。搬出・搬入(実入り、空)ともに予約制とし、1日あたり6-8枠を設定。1枠あたりの利用可能台数は10台で、昼オープンを行う火・水曜日には追加枠も設ける。参加事業者は、関東各県トラック協会への加盟の有無を問わず募集する。
試験運用では、ゲート前待機時間や処理時間の短縮効果が確認されており、搬出時のゲート処理時間は2割、搬入時は推計で6割削減されたとされる。予約制により到着時間を平準化し、ヤード内の荷役準備を事前に進められる点が効果を生んだ。
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