行政・団体国土交通省関東地方整備局は5月30日、横浜港の本牧ふ頭コンテナターミナル(BC2ゲート)で8月13、14の両日、CONPAS(新・港湾情報システム)の原則予約の試験運用を実施すると発表した。搬出入予約制度の導入で、特定の時間帯に集中して到着するトレーラーを分散・平準化し、ゲート前の混雑の解消を図る。
CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消や、トレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図り、コンテナ物流を効率化することを目的に国交省が開発した。2021年3月から横浜港の南本牧ふ頭コンテナターミナルで常時運用されているほか、昨年10月からは同港本牧ふ頭の4つのコンテナターミナル(BC1、BC2、D1、D4)で試験運用を開始した。また、東京港でも22年8月からコンテナ搬出入の予約制を導入している。
同省は、搬入トレーラーの14%がCONPASで予約を行った場合、ゲート前の総待機時間を1割削減できるとしている。
BC2ゲートの試験運用では、搬出入するすべての陸運事業者がCONPASによる予約が必要になる。予約時間は午前8時半から11時までと、午後1時から4時までで、予約枠数は1日当たり、搬入(実入)が400台、搬入(空)400台、搬出(実入・空)900台を予定している。
予約は搬出入3営業日前の午後2時から、入場可能時間終了までとなっている。初めて利用する事業者は、事前にCONPASの利用申請が必要となる。
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