拠点・施設五十嵐冷蔵(東京都港区)は26日、ベトナムに100%出資の現地法人を設立し、同国タイニン省ロンハウ工業団地内に冷蔵倉庫を新設すると発表した。9日には現地で地鎮祭を実施し、2026年1月に着工、27年6月の完成を予定している。
新倉庫は敷地面積3万6600平方メートル、延床面積1万8557平方メートルで、収容能力は2万2000パレット。冷凍・冷蔵・定温・ドライの4温度帯に対応し、自動ラック1万1000パレット、移動ラック1万1000パレットを備える。急速凍結・解凍設備のほか、自然冷媒冷凍機や出力1067キロワットピークの太陽光発電設備、自家発電設備など省エネルギー仕様を採用する計画だ。
同社は日本国内11拠点、タイ3拠点で冷蔵倉庫事業を展開してきた。人口増加と食品流通の拡大が見込まれるベトナム市場に新拠点を設けることで、日系企業を中心とした保管需要に対応するとともに、東南アジアにおける低温物流網の強化に寄与するとみられる。

▲ベトナム冷蔵倉庫の完成イメージ図(出所:五十嵐冷蔵)
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