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丸紅ロジ、ペットフード物流でTC構想を本格化

2026年1月6日 (火)

ロジスティクス丸紅ロジスティクス(東京都千代田区)は6日、同社が推進するペットフード・用品分野の共同配送「TC構想」が、経済産業省の補助事業に採択されたと発表した。在庫型拠点(DC)に通過型拠点(TC)の機能を付加し、参加メーカーを横断した共同配送と車両の高積載化を進めることで、対象フローにおけるCO2排出量6%削減を目指す。

ペットフードメーカーのジェックス(大阪府東大阪市)、卸売のジャペル(愛知県春日井市)、システム開発のプラネット(東京都港区)が共同申請企業として参画する。

▲TC構想の概要図(クリックで拡大、出所:丸紅ロジスティクス)

ペット関連物流ではSKU増加や小口・多頻度配送による非効率が課題となっており、メーカーごとに納品先コードが分散していることも、共同配送の計画立案を難しくし、マスタ整備やデータ変換の負荷、誤配送リスクを高めてきた。丸紅ロジスティクスは、これまでの共同配送ネットワーク運営の知見を生かし、コードの標準化とデータ活用を軸に、計画と実行の両面から輸送効率の底上げを図る。

TC構想では、丸紅ロジスティクスが運営するDCをTCとして開放し、同社が倉庫運営を担っていないメーカーも含めて幹線輸送を集約。2次配送の共同化を段階的に拡大し、便の統合や積み合わせを進める。中核施策として、プラネットと連携した納品先コードの統一に取り組み、メーカー・卸・小売間のデータ連携を円滑化する。

あわせて、内閣府の「物流情報標準ガイドライン」に準拠したシステム構築を進める方針だ。標準準拠により相互接続性と拡張性を確保し、ベンダーロックインを避けながら、業界横断での活用を可能にする。データ標準化を基盤に、共同配送の計画精度と実行効率を高め、サプライチェーン全体の最適化につなげる。

2025年度内に複数エリアで運用を開始し、効果検証を踏まえて対象メーカーと地域を拡大する。車両積載率や走行距離、CO2排出量を定量的に測定し、改善サイクルを回すことで、ペットフード・用品業界における持続可能な物流モデルの確立を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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