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シーメンスとNVIDIA、産業AIの基盤構築で提携

2026年1月9日 (金)

国際シーメンス(ドイツ)とエヌビディア(米国)は8日、産業分野にAI(人工知能)を本格実装するため、戦略的パートナーシップを拡大すると発表した。設計・エンジニアリングから製造、運用、サプライチェーンに至るまで、産業のバリューチェーン全体をAIで再構築する「インダストリアルAIオペレーティングシステム」の構築を目指す。

提携では、エヌビディアがAIインフラやシミュレーション基盤、AIモデルを提供し、シーメンスは産業向けのハードウエア・ソフトウエアと専門人材を投入する。AIネイティブな設計、シミュレーション、適応型製造や需給最適化を組み合わせ、実世界で機能する産業AIの確立を進める。

両社は2026年から、独エアランゲンにあるシーメンス電子工場を皮切りに、AI駆動の自律型工場の実装を開始する計画だ。工場は「AIブレイン」によりデジタルツインを常時分析し、仮想空間で検証した改善案を現場へ即時反映する。これにより、立ち上げ期間の短縮や生産性向上、運用リスクの低減を狙う。

また、シーメンスはシミュレーション製品群のGPU対応を進め、エヌビディアのCUDA-Xや物理AIモデルを活用した大規模かつ高精度な解析を可能にする。生成AIを用いた自律的デジタルツインの開発も進め、設計から運用までの最適化を加速する。

サプライチェーン面では、需要変動への即応や工程間の連携強化など、レジリエンス向上への応用が想定される。フォックスコン(台湾)やKIONグループ(ドイツ)などが検証に参加しており、両社は自社運用への先行導入を通じて、産業AIの実効性を示す構えだ。

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