ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

内航主要社の12月輸送量、前年同月比1%減

2026年2月13日 (金)

調査・データ日本内航海運組合総連合会はこのほど、2025年12月分の内航主要オペレーター58社の輸送動向調査結果を公表した。12月の貨物船と油送船による内航輸送量は前年同月比1%減の99%となり、年末にかけての荒天が太平洋側を中心に影響した。青森県東方沖地震の発生もあったが、運航スケジュールへの大きな混乱は見られなかった。

調査結果によると、貨物船の輸送量は1709万5000トンで前年同月比1%減、前月比1%減となった。油送船の輸送量は863万4000キロリットル・トンで前年同月比2%減、前月比4%増となった。

▲内航輸送主要元請オペ貨物船輸送実績の推移(クリックで拡大、出所:日本内航海運組合総連合会)

貨物船輸送量を品目別に見ると、鉄鋼は2%減で、一部メーカーの高炉火災の影響もあり出荷が減少した。原料(石灰石・スラグ)は2%減で、石灰石や金属鉱の低調が響いた。燃料(石炭、コークス)は5%減で、特にコークスの工場間輸送が振るわなかった。一方、紙・パルプは11%増で、バイオマス燃料向け木材チップの繰り越し輸送が増加に寄与した。雑貨は3%増で、横浜本牧埠頭の滞船は徐々に解消傾向にある。自動車は2%増で前年の生産停止の反動が表れた。セメントは5%減で、荒天や専用船の臨時入渠が影響した。

▲内航輸送主要元請オペ油送船輸送実績の推移

一方、タンカー輸送量を品目別に見ると、黒油は11%減で、原子力発電所の稼働率上昇に伴う火力向け需要の減少が続いた。白油は1%減で、灯油や軽油は増加したが、荒天による停船が響いた。ケミカルは2%増でトルエンが増加した。高圧液化は9%増で、LPGや液体アンモニアが伸長した。高温液体は5%増となったが、耐腐食は9%増で苛性ソーダが全体を押し上げた。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。